とある男の倣模犯 ゲーセン暇女
GGY009a とある男の倣模犯 ゲーセン暇女 何もないよりも何かあった方がいい。例えそれが悪いことだとしても。 そんなことを言われたことがある。 辛い経験を乗り越えてこそ成長があると信じる奴らの言い分だ。 乗り越えられなかった俺のことは置いてけぼりで、常に未来とか希望とかキラキラしてるものしか見ない奴ら。 悪いことが起こるかもしれないなら俺は家から出ない。 そう決めてからもう2年が経つ。 コロナの時期と重なって自分にも他人にもちょうどいい言い訳ができる状況に救われたのだけど、 実際のところは家にいれば交通事故にも遭わないし、人と関わらなければ詐欺にも遭わない。 寂しさから起こる事件や事故がどれほどあるのか想像もつかないが、 寂しさこそが人の究極の弱みであり、そこに付け入る悪い奴らがたくさんいるのは事実だと思う。 この脛男もそうだ。 ゲーセンで暇そうにしている女の後をつけて隙を見つけてXXXする。 そもそも一人でゲーセンにいる女なんてガバガバで隙だらけに決まっている。 飛んで火にいる夏の虫。 自業自得だと言いたい。 田舎から出てきて数年のおぼこい女の子。 純朴。 童顔。 よーじ体型。 どうすればこういう女の子と出会いセックスができるのか。 自分の過去を遡って、どうシュミレートしてもセックスできない。 交わることのない人生。 ならばこういう脛男のような手段に頼るしかないのか。 …